当院では、早期に立位・歩行を開始するため、下肢装具を積極的に活用しています。今回、そのレベルアップを図る目的で千里リハビリテーション病院副院長、理学療法士の吉尾雅春先生を招き、回復期での脳血管障害患者の装具に着目した回診をしていただきました。

今回関わる症例は入院している脳血管疾患の3名、実際の訓練場面を吉尾先生が回診し、当院リハスタッフや医師30名以上が参加しました。外部講師による勤務時間内での症例検討、訓練場面における直接指導は初めてで、セラピスト及び医師も含めよい刺激を受けました。主に長下肢装具を使った立位歩行練習姿勢制御に対するアプローチ方法、当院で実施している立ち座り訓練をより効果的に行う方法など理論を含め、わかりやすく説明していただき、他患者にも汎化できる内容でした。

吉尾先生には今年度4回ほど回診に来ていただきます。次回は6月を予定しています。これを機に脳血管障害のリハビリテーションがレベルアップするようがんばります。

吉尾雅春先生の略歴
日本理学療法士協会神経理学療法研究部 部会長
脳卒中理学療法ガイドライン班長
理学療法ジャーナル編集委員
著書は神経理学療法学(医学書院)、
運動療法学総論第3版および各論第3版(医学書院)など多数