総合医療相談室より転院相談アンケートの結果

転院相談アンケートを実施しています。

転院相談の改善を図るために、急性期病院を対象に転院相談におけるアンケート調査を行っています。現在のところ、11施設 49名の方からの返答を頂いています。

まだ締め切っていないのですが、ほとんどご返答いただけているので、現在までの結果をお知らせしたいと思います。

紹介した理由 トップ5

患者や家族の希望 98%
リハビリテーションの内容が良い 79.6%
安心して送り出せる 65.3%
患者・家族宅から近い(利便性が良い) 55.1%
退院支援が充実している 51%

 

紹介しなかった理由 トップ5

患者・家族宅から遠い(利便性が悪い) 61.2%
医療処置が多い(酸素吸入・痰吸引など) 55.1%
家族や患者が希望しなかった 49%
入院相談から受入れまでに時間がかかりすぎる 18.4%
個室の希望が出せない 8.2%

 

このことから、当院に対して良い評価を頂いていることが分かり嬉しく思う一方で、その期待に応えていけるよう更なる努力をしていかなければいけないと感じました。

医療処置が多い患者様や個室希望の患者様に対してのお受け入れが難しいのは現在の体制上、解決が難しい問題です。

入院相談から受入れに対しては、年間の平均は16日前後で受入れをしていますが、時期によっては1ヶ月以上お待たせすることもあり、今後改善のために検討が必要だと思われます。

入院前訪問については、「希望する」と「どちらでもよい」の合計が90%以上だったため、今後の検討課題としていきたいと思いました。

その他、多くの貴重なご意見・ご要望をいただきました。ご協力を頂いた急性期病院の方々には大変お世話になりました。多忙な業務の中ありがとうございます。より一層充実した医療連携に努めていきたいと思います。

高松協同病院 総合医療相談室