2013年10/11~10/13全日本民医連第30次沖縄辺野古支援連帯行動に参加しました。
1日目は嘉数高台公園に行き、180段の石段を登り展望台より普天間基地を見学。2012年10月6日に普天間基地にオスプレイ12機が配備され、人口密集地に位置する最も危険な基地と言われています。普天間飛行場では1日50回以上、年間約2万回の航空機離発着に伴う騒音被害があり住民生活を脅かす深刻な問題となっています。
次に、道の駅かでなの4階展望台より嘉手納基地を見学。2004年沖縄国際大学に米海兵隊CH53ヘリ墜落現場を通り、名護市役所稲嶺市長表敬訪問しました。普天間基地返還条件として名護市辺野古に移設するという政府の意見に反対し、移設反対の立場を貫いています。ホテルに着いて2日目の行動の事前学習を行いました。沖縄県東村高江で自然豊かなやんばるの森に米軍ヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)建設反対の座り込み行動を2007年から継続して取り組んでいること、抗議行動に対し国が「通行妨害」と訴え裁判で住民側が敗訴、最高裁判所へ上告していることなど初めて知りました。
2日目、東村高江の座り込み現場に行き、お話しを聞きました。次に辺野古へ行き、班ごとに10人ずつ船で海上にでて案内していただきました。埋め立てるなら10トントラックに350万台分の土砂が必要で、ジュゴンが生息し、美しい海を埋め立て自然を壊すことは反対です。2004年から支援連帯行動が開始し9年、本当に粘り強い取り組みです。夜には学んだことを班ごとに発表し、交流しました。
3日目は沖縄南部の糸数アブチラガマ(全長270メートルの自然洞窟)に入り、沖縄戦の実相を聞き悲惨な歴史を学びました。次にひめゆり平和祈念資料館を見学し沖縄で多くのことを学び帰ってきました。沖縄で見たこと聞いたことを1人でも多くの人に伝え、米軍基地辺野古移設反対、米軍基地は無条件返還できるようにし平和な日本を実現したいです。
(高松協同病院事務次長 藤沢やよい)