旧暦のお雛様

高松協同病院は香川医療生活協同組合の事業所であり、地域の組合員さんが開く「班会」に、いろいろな職種の職員が参加して、健康上のことなど組合員さんと懇談し、専門家として相談にのったりする活動を普段から行っています。

「お点前班」という班へ参加したときのこと、お雛様が祭られている居間で6人の方々と、膝の痛みについてお話しました。参加した皆さんから、たくさん質問が寄せられ、にぎやかな班会となりました。また、いろいろと教わることも多い場となりました。

3月下旬でしたが、「今もお雛様を飾られているのですね?」とお聞きしたら、「本来『雛祭り』とは、旧暦で祝うもので、桜が咲きそうな暖かくなるころがふさわしいのですよ」と教えていただきました。なるほどと、得した気分になりました。「膝の痛み」のお話のあとは、お雛様のもとで、皆さんお抹茶を楽しまれるようで、よい雰囲気でした。私もお誘いを受けたのですが時間がなく、とても残念でした。

班会は、医療の専門家である私たち職員が、地域の人々と対等な立場で健康や生活のことについて交流できる貴重な場だと改めて思ったひと時でした。またの機会を楽しみにしています。(リハビリ職員)

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