去る2月24日、東西病棟にて餅つき大会が開催されました。
当日は病棟スタッフや多くのボランティアさんの協力を得て、餅つき大会は大成功を収めました。
何名かの患者様には代表としてスタッフ付き添いのもと、杵を持って実際にお餅をついて頂きました。普段は椅子に座り物静かに過ごされることが多いある患者様は、お餅をつく出番が来るとスタッフに支えられながら立ち上がり、杵をしっかり握って振り上げるというとても力強い姿を見せてくださいました。
多くの患者様につきたてのお餅で餡子を包んで頂きましたが、皆様とても丁寧に、片麻痺のある方もテーブルを使用して器用にお餅を丸めていました。「こうやったらお餅のヒビが隠れるんや」「早く食べたいな」など患者様同士の様々な会話が飛び交いました。完成したお餅を「美味しい」「もっと欲しい」と言いながら食べる患者様は本当に素晴らしい笑顔でした。
季節の行事として毎年開催される餅つき大会ですが、このような季節の変化を感じられる行事は、普段の入院生活とは違った患者様の笑顔や患者様同士の交流を目にすることができとても新鮮な気持ちになりました。