10/20 の時間外に、東ブロック学術運動交流集会を開催しました。
昨年は、新型コロナ感染症の影響で予定を立ててはクラスターで中止…を繰り返し実施できませんでしたので2年ぶりの開催です。
当日は、仕事終わりや記録途中でしたが72名の方が参加されました。
宮西事務長より、上半期の病院目標と経営状況と下半期の取り組みと期待について報告がありました。その後、SDHについての学習と病棟よりSDHに関連する2症例発表を行いました。
参加者からは、クラスターの発生で500~700万円の損失があったことが印象強く受け止められ、クラスターが発生することは、患者のいのちや頑張ってきたリハビリへの影響だけでなく、スタッフの精神的・肉体的負担、経営にも影響すること。感染を持ち込まない・拡げないための体調管理・標準予防策への取り組みを気を付けたいと感想が寄せられました。
SDHについても病気の「原因の原因」に目を向けて情報収集を行いながら多職種と共有し、生活環境の改善を行っていくこと。SDHは特定の地域や人だけの問題ではないこと、幼少期からのライフコースの影響、社会的排除や孤立への関わりと対応、社会参加を意識した目標設定を行いたいとの感想が多く寄せられました。また、症例を通して生活の再構築を含めたSDH事例との関わり方、民医連・医療福祉生協らしい地域の組合員さんと一緒に取り組む退院支援について深められました。
※東ブロック:香川医療生活協同組合の高松東エリアの事業所