協同病院HPH委員会主催の作品展にて、2023年度第8回「1職場1HPH作品」展の各賞が決まりました。最優秀賞は東病棟「患者さんの月収入から退院先を考える」(図1)。優秀賞は管理栄養室「骨粗鬆症の予防と栄養」(図2)。特別賞は薬局「糖尿病網膜症の受診率調査と啓発活動」、通所リハビリ「職員の水分接取量について」、医事課「職員健診から見えるもの」の3職場。以上5職場が、得票数に加え、見える化・プレゼンテーション力・データ化のHPH的視点を考慮し選ばれました(下表)。
HPH委員会は、2022年11月より
東ブロック健康づくり委員が参加し、組合員の方々の協力を得て、院外へ発信できるHPH委員会+健康づくり委員会のコラボレーション企画を始動しました。第1弾は、「すこしお」活動の取り組みアンケート(去年10月~今年3月)です。アンケートの結果で、協同病院職員の多くが「すこしお」を知らないことがわかりました。今後、もっとHPHに関する活動の周知に努めていきます。
職場 | 得票 | HPH的視点評価 | |
最優秀賞 | 東病棟 | 31 | HPH・SDHの両方の視点で見える化できている。 興味をそそるプレゼンである。 |
優秀賞 | 管理栄養室 | 20 | 見える化できている。プレゼンがいつも上手である。 職員にも患者にも組合員の方にもわかりやすい。 |
特別賞 | 薬局 | 3 | 医学的に大事なテーマ。外向けに作られている。 患者を次の眼科受診にまで繋げていて良い。プレゼン 方法を工夫すればなお良くなる。文字が細かい。 医事課・外来看護も巻き込んでも良かったと思う。 |
通所リハビリ | 10 | 職員の健康問題を見える化できているが、職員限定なのが惜しい。但し、患者は既に2021年実施済みとのこと。 | |
医事課 | 2 | 職員の健診結果を分析し、それをどう改善するかの方向性も表示できている。事務方だけでなく、医師・看護師と一緒に行えば良かったと思う。プレゼン方法を工夫すればもっと良くなる。 |
※HPHとは、Health Promoting Hospitals and Health Services=健康増進活動拠点病院の略。病院・診療所・介護事業所などにおけるヘルスプロモーション活動で、健康増進を患者様・地域・病院職員ですすめていくWHO(世界保健機構)が推奨する国際的な病院ネットワークです。