香川県災害リハビリテーション支援協会設立記念式典

当院の植木副院長が代表を務める、香川県災害リハビリテーション支援協会(香川JRAT)が今年の1月に設立し、設立記念式典が9月22日に行われました。午前は、設立記念式典と日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)代表理事の栗原正紀先生の素晴らしい記念講演があり、70名の参加がありました。午後からは、熊本JRATの佐藤亮先生の研修会を開催し、医師やリハビリ関係職種中心に42名参加があり、災害時の基本的なリハビリテーション支援を模擬体験するシュミレーションゲーム等を行い、実りある研修会となりました。

(記事、映像あり)
JRATとは

リハビリテーション科医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、ケアマネージャー等、その他医療福祉関連職団体から構成されます。基本方針としては、平時から各団体が連携し、各地域において地域住民と共に災害へ立ち向かえるように、災害リハビリチームを発足させ、大規模災害発生時には災害弱者、新たな障害者、あるいは被災高齢者等の生活不活発病への予防に対する適切な対応を可能とすることで国民が災害を乗り越え、自立生活を再建、復興を目指していけるように、安心、安全且つ、良質なリハビリテーション支援を受けられる制度や体制の確立を促進することを目的としています。