高松協同病院は開設、2012年9月1日で丸10年が経ちました。この機に、10年間の振り返りと、開設からお世話になっている地域の組合員さんとともに10周年の記念講演会を開催することを計画し、構想を1年かけ2013年9月1日10周年記念講演会をアルファあなぶきホールで開催しました。

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当日は朝から台風並みの風雨に見舞われ、出足が遅れたものの175名の方々にご参加いただきました。
開会1部の冒頭で、田中院長からは、「香川の平均寿命と健康寿命に10年の開きがある。地域では介護の必要性がさらに高まる。香川医療生協の地域での役割は大きい。」と説明されました。開設から関わった組合員さんは、土手を下ると一面がたんぼだったことを語られ、地域の健康づくりと高松協同病院の地域での活動にご期待をいただきました。
患者様のご意見として、ご夫婦や義母がご利用され、本当に救われた思いを語っていただきました。開設から関わった元事務長高安様より開設時のご苦労と地域で高松協同病院が果たすべき役割を少なからず実現できたことを喜んでいただきました。

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第2部では、講談師の田邉鶴瑛さん(この日のメイン講師)の弟子で田辺銀冶さんが先に壇上に上がり、講談の道具である釈台(しゃくだい)や張扇(はりせん)の説明から、「寛永三馬術 誉れの梅花」の講釈が実際に行われました。丸亀藩の家臣が、絶壁の石段の山頂にある梅の枝を折り帰るというお話です。銀冶さんは、勢いと景色が見えるほどの講釈だったと参加者の感想がありました。

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さて、メインの田辺鶴瑛さんは、「ふまじめ介護」の講演を行いました。義父の介護でご苦労された末に、楽しむことで救われたお話を、実際の映像とともに説明されました。人を憎むことから、自分が楽しむまでの気持ちの変化を、実話とともに講談師の説得力のある語り口で説明され、私たちも気持ちの持ち様で世の中の見え方が変わる事が実感できました。

たくさんの方々のご協力で、10周年の記念行事が盛況に終わりました。ありがとうございました。

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2013年9月1日
(高松協同病院 事務次長 大山)