2014年度第2回高松協同病院リハビリ研究会は、「高次脳機能障害」について学習、講師に香川大学医学部付属病院リハビリテーション部の言語聴覚士(ST) 黒川清博先生をお招きしました。セラピスト40人が参加しました。

交通事故などに伴う頭部外傷や脳血管障害により発生する記憶障害などの高次脳機能障害は、運動麻痺などが軽くても、日常生活や社会生活・復職の大きな妨げになるものです。
当院でも、STをはじめとして、患者さんの障害の判定や改善のためのリハビリに工夫を重ねてきましたが、難しく、患者・ご家族を悩ませる障害です。
黒川先生は、基礎的な脳のメカニズムとともに、注意、記憶、遂行機能障害など症状別にアプローチの基本を整理して講義していただき、たいへん分かりやすく好評でした。研究会終了後も個別に質問する姿がありました。
普段、悩んでいる「高次脳機能障害と自動車運転」にも触れていただき、参考になりました。

高次脳機能障害への生活場面でのアプローチを深め、看護介護とも協業することが大切であると感じました。今後も、患者さんの社会復帰のために、努力していきたい分野です。

20140528