閉じこもりが一変、仲良し段々と増え

このコーナーでは通所リハビリテーションのメニューの紹介や目的、利用者様の改善事例や疑問などをシリーズでお知らせいたします。個人情報保護の立場から、利用者様の同意書を頂いております。今回はA氏70才女性をご紹介させて頂きたいと思います。

「辛い18年やった」

A氏は平成19年2月より当適所リハビリをご利用されています。平成元年に50才の若さ で髄膜炎を発症し、その後18年間という長い間、自宅に閉じこもる生活となりました。

通院以外は家から出る事なく、毎日床を這いながら拭き掃除をする事を日課とされたそうです。歩きたい気持ちと、体のふらつきと葛藤のなかで、何回したか分からない転倒。入浴もできず、体を拭いてもらい、食事もペットで3回されていたそうです。「ただ時間が過ぎるのを待つという本当に辛い18年やった」と言われています。

 

週2回のリハビリで日に日に笑顔

介護保険のサービスを今回初めて利用し、週2回リハビリにこられるようになり一気に生活が変わりました。仲良しの方もだんだんと増え、日に日に笑顔も多くなられました。最近では自宅でも通所リハビリに行くのを楽しみにされ、通所に持って行こうと折り紙を折ったりと、とても前向きになられています。

ご利用者さん一人一人が、心から安心して笑顔になれるサービスを提供していけるようになれたらと思います。