7月1日夜、香川県立中央病院講堂で、県立中央病院・高松協同病院リハスタッフ合同症例検討会を開催しました。
高松協同病院からリハスタッフ51名、県立中央病院からリハスタッフ18名、医師、看護師、地域連携室職員の方々が参加しました。
症例は、脳出血発症し県立中央病院に入院、その後、高松協同病院回復期リハ病棟を経由して自宅復帰、現在は協同病院外来リハを継続し、家族とともに外出し外食も楽しめるようになった方です。大きな出血巣で麻痺は中程度でしたが高次脳機能障害が強く、回復の程度が予測しにくい方でした。
急性期、回復期、生活期(現在)の経過をそれぞれ報告、出血した部位(視床)について、県立中央病院脳外科医師よりミニレクチャーを受けました。
中央病院のご協力で、1人の患者のリハ経過を急性期から生活期まで追い、検証するのは初めての試みで、お互いに大変勉強になりました。
また、急性期~生活期のリハビリの特徴や課題も知ることができました。県立中央病院からは、たくさんの患者を紹介いただきつながりの深い病院です。今回の検討会で互いの役割を知り、「顔の見える地域連携」にも貢献できたと思います。