お盆も過ぎ、朝晩も過ごしやすくなってきた8月29日に病棟残暑祭りを開催しました。
普段は色々と制限の多い病院食ですが、当日の昼食はバイキング形式で、焼きそばやちらし寿司、ロールケーキなど多くの種類が並びました。患者様は好きな種類のご飯をお皿に取り、みなさん思い思いの食事をおいしそうに召し上がっていました。中にはおかわりをする方もおられました。
午後からはヨーヨー釣りや的当てなどのゲームや、たこ焼き・フライドポテトなどの販売が始まりました。患者様のご家族もたくさん来られゲーム、販売ともに大変盛況をいただき、食べ物類は１時間もしないうちに完売してしまいました。並んでくださった方々に食べていただけなかったのは非常に申し訳ない思いでしたが、幸運にも購入できた方の「おいしい」と言って食べてくださる笑顔を見て、私たちもとても嬉しく感じました。お祭りの後半ではボランティアさんによる出し物が披露され、民舞やフラダンスなど、みなさん手拍子をしながら楽しんでおられました。
普段とは違う雰囲気で賑わい、患者様も良い気分転換になったようです。また、土曜日ということでご家族にもたくさん参加していただきました。今年は子供さんの姿も多く見受けられました。テーブルを一緒に囲んで、会話をしながらたこ焼やわらび餅をおいしそうに召し上がる姿を見て、こちらの心も温かくなる思いでした。また日々のリハビリを一緒に頑張っていきたいと感じた１日でした。
