高松協同病院では、職員に腰痛が多発したことを受けて2015年度腰痛プロジェクトを立ち上げ、学習会の開催や体操の開始、介助機器の導入などを行ってきました。1月の学習会は3回、同一プログラムで開催しました。135名が参加し、関心の高さを感じる学習会となりました。
講義内容は、腰痛の定義とは?に始まり、ノーリフティングの考え方、なぜ腰痛プロジェクトが立ち上がったのか?
今後どのようにして腰痛を減らしていくのか。等の講義が中心でした。
感想として、腰痛の発生要因には様々なものがあると分かった。福祉用具の利用はスタッフの腰痛予防だけでなく患者の不安の軽減や家族への提案もしやすくなる。ノーリフティングの動画はわかりやすくよかった。実技があればもっとよかった。デイサービスにはセラピストがいないので定期的に訪問して介助方法を指導してほしい。介助の実際を学びたい。ノーリフトケアを日々の業務の中でチームで進めていきたい。道具をもっと上手に使いたい。移乗チャートを早く使いたい。などノーリフトに積極的な意見が多く出された。
来年度も取り組みを継続し、ノーリフティング方針の浸透と実技研修を行い腰痛のない職場をつくっていきたいと考えています。