1月25日に川崎市で行われたリハ栄養学会で「回復期リハ病棟専任管理栄養士による訪問栄養食事指導(居宅療養管理指導)の現状と課題」について発表しました。当院は医療と介護・福祉領域のサービスを連携して提供できるという強みがあります。管理栄養士は患者様の食生活を再構築するという観点からも通所リハビリや訪問リハビリ、外来などと連携して食事・栄養支援を行うことを大切にしています。
地域で暮らす方の食事・栄養問題に対して、訪問栄養指導を実施しています。他の事業所からも問い合わせがあり、需要の高まりを感じています。現在の課題は、かかりつけ医療機関での栄養指導に繋がっていないこと、訪問栄養指導を行う管理栄養士が少ないことです。課題解決のために今できることは、栄養情報提供書をかかりつけ医だけでなく担当管理栄養士へも発行することと、栄養士会の運営する栄養ケアステーションを活用することだと考えています。
学会に参加して、全国から集まった方々と交流し、課題解決に向けた有意義な討論ができました。これからも訪問栄養指導を継続して、地域の方々の栄養支援を推進していきます。