外来リハビリテーション
外来リハビリテーションとは、在宅生活を送られている方のうち、通院可能な方に対して理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が提供するリハビリテーションです。ご本人だけではなく、適宜ご家族も含めて、ご支援をさせて頂いております。住み慣れた地域で、長く在宅生活を送れる支援に努めています。
特徴
退院後の問題解決・不安解消
外来リハビリテーションでは、急性期病院から直接ご自宅へ退院された患者様や当院・他院の回復期病棟を退院された患者様の受け入れを行っています。
介護保険への橋渡し
「外来リハビリテーション」は医療保険でのリハビリテーションになります。そのため、厚生労働省より期限が設けられています。その期限をこえてリハビリが必要と思われる方には、介護保険でのリハビリテーションサービスへスムーズに移行できるよう対応させていただきます。また、住宅改修や福祉用具等のアドバイスも行っております。
難病疾患患者様へのリハビリテーション
パーキンソン病をはじめ、神経難病疾患の患者様へのリハビリテーションを積極的に行っています。
患者様のご要望を聞いて、目標を共有し治療を提供していきます。患者様の様子をうかがいながら、ご自宅での運動指導や介護指導、住宅環境へのアドバイスなども行っています。 ご希望に応じて、パーキンソン病のリハビリプログラム「LSVT-BIG」「LSVT-LOUD」を外来リハビリテーションでも提供しています。
対象疾患
脳血管疾患等のリハビリテーション
脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、脊髄損傷、パーキンソン病等
運動器のリハビリテーション
骨折(体幹・上下肢)、四肢の切断、上下肢の骨や筋・神経等の損傷、関節の変性疾患等
呼吸器のリハビリテーション
肺炎・無気肺等の呼吸器疾患やその手術後等
廃用症候群のリハビリテーション
外科的手術又は肺炎等の治療の安静後に動きにくくなった等
診療時間案内(※外来診療時間と若干異なる曜日があります)
月~火曜日 | 9:00~12:00 | 13:00~17:00 |
水~金曜日 | 9:00~13:00 | 14:00~17:00 |
土曜日 | 9:00~12:00 | ー |
診療料金について
費用(20分/単位) | 自己負担割合(例:3割) | |
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脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ) | 2,450円 | 735円 |
運動器リハビリテーション料(Ⅰ) | 1,850円 | 555円 |
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) | 1,750円 | 525円 |
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ) | 1,800円 | 540円 |
※料金は、20分/1単位のリハビリテーションを行った場合のものです。
※一般は3割負担、高齢者は所得に応じて1~3割負担で算出しております。
※別途、リハビリテーション実施計画書算定料等が発生する場合があります。
その他(オリエンテーション内容を抜粋)
※医療保険によるリハビリテーションは、厚生労働省より疾患名や実施できる期間が定められています。(下図、参照ください)詳細は外来リハビリテーションの予約の際に説明させていただきます。
脳血管疾患 :発症、手術または急性増悪から180日以内
骨・関節疾患:発症、手術または急性増悪から150日以内
呼吸器疾患:発症、手術または急性増悪から90日以内
廃用症候群:診断または急性増悪から120日以内
※ご予約をして頂いた時間通りに診療を開始するよう努めますが、他の患者様の急変時や体調不良の対応等でお待たせすることがあります。何卒ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。
※基本、担当者を決めて対応させていただきますが、他業務やシフト等により不在となることもあります。不在の場合は、依頼を受けたスタッフが代わりにリハビリを実施することになります(前もって、担当者の出勤日に曜日を変更することもできます。)
※外来リハビリテーション(医療保険)と介護保険でのリハビリテーションとの併用は原則できないことになっています。介護保険の通所リハビリテーション(デイケア)・訪問リハビリテーションを利用されている方は、外来リハビリテーションは実施できません。(介護保険の利用が優先となります)また、他院で外来リハビリテーションを受診されている場合も併用して当院の外来リハビリテーションを受けることはできません。
外来リハビリテーションを希望される方へ
まずは、総合相談室の担当者までご相談ください。
連絡先:総合相談室 藤原勝之 | 087-833-2510(直通) |
087-833-2330 (代表) |