入院までの流れ
- 回復期リハビリテーション病棟は、入院できる病気や期間が診療報酬制度で定められております。入院ご希望の方は、当院の総合相談室が窓口になっていますので、お電話でご相談ください。
- 当院から必要書類のご説明をさせていただき、当院の入院情報提供書類をFAXで送付させていただきます。
- ご家族から情報収集をさせていただいています。
- 紹介病院からの紹介状または診療情報提供書を送付いただき、入院判定会議(毎週月、木)で入院が可能か決定させていただきます。
- 入院が決定すれば入院日をご連絡させていただきます。
- 入院当日は、午前10時までに病院受付窓口までお越しいただき、入院の旨をご連絡ください。病棟スタッフがご案内いたします。
入院手続きに必要なもの
- 健康保険証及び各種医療証(限度額適用認定証、身体障害者手帳、介護保険証など)
- 印鑑
- 前医からの紹介状やサマリー、退院証明書
- 前医から頂いたお薬など
- 入院保障証
入院生活に必要なもの
必要物品
衣類 パジャマ、普段着、下着、靴下各4~5枚。病棟より病衣の貸し出しもできます。
毎日着替えをしますので、脱ぎ着しやすいものをご持参ください。
その他必要な方はオムツ、リハビリパンツ、尿パット、汚れた洗濯物を入れるかご、袋等の準備をお願いします。
靴 脱ぎ履きしやすく、運動しやすいもの
タオル バスタオル 各3~5枚程度
洗面、入浴用品
歯ブラシ、コップ、くし、髭剃り、化粧品、義歯、義歯用洗浄剤 義歯を入れる容器、洗面器、石鹸、シャンプー、洗体用タオル、入浴用品を入れる袋
食事用品 コップ、箸、スプーン等は病院で用意しておりますが、お好みがありましたらお持ちください。
日用品 ティッシュペーパーなど
*個人の持ち物全てに、名前の記入をお願いします。(名前の記入のない私物が紛失した場合は責任を負いかねます。)また、入院生活に必要なものは原則としてご家族で準備してください。オムツは当院でも準備がございますので、不足が生じた場合はお出しできます。(入院費で別途請求)
*電気製品などの持ち込みは、各病棟職員にご相談ください。
入院から退院までの流れ
事前にスケジュール時間の提示はありますが、その方の障害に応じて医師からの指示のもとリハビリを提供しております。
個別のリハビリ以外に病棟生活の中でリハビリ、ケアを行います。お家に帰っても自立した生活ができるよう援助いたします。
介護指導、栄養指導などを行います。
退院先にあわせたリハビリを行い、外出や外泊を積極的に行いスムーズに帰れるよう援助します。
お見舞いの方へ
面会について
※体調確認の問診の記入と検温をお願いします。
職員が面会場所にご案内します。面会時間が終了したら職員がお声掛けします。
面会の際は無料駐車場がありますのでご利用ください。ただし、入院される患者様本人についてはご利用できませんご了承ください。
ご注意
*感染防止のため、お見舞い時に風邪症状等がある場合はご遠慮ください。
*感染拡大状況により、お見舞いは予約を中止する事があります。
*個人情報保護法に基づき、ご本人への電話のお取次ぎや電話での症状の確認については、対応することが出来ません。
*差し入れに関しては、患者様によって食べ物に制限がある方や食中毒のリスクがあります。その他取り扱い等が不明な場合は、ご家族様より病棟にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
総合相談室(専門相談員による無料相談)
入院中に以下のような不安なこと、心配なこと、お聞きになりたいことなどありましたら総合相談室で対応させていただきますので、お気軽に病棟スタッフへお声をおかけください。
- 入院のご相談、外来の利用、通所リハビリの利用など病院のご利用について
- 介護保険制度利用について、介護保険制度の利用、主治医意見書について
- 医療費のこと、社会福祉諸制度について
- 心理的、経済的、身体的な問題、悩みについて
禁煙
当院は、敷地内禁煙となっております。病院内はもちろん敷地内での喫煙はご遠慮ください。
医療関係者の方へ
入院窓口は総合相談室となっております。まずはお電話でご相談ください。
回復期リハビリテーション病棟には入院できる病気が決められています。
回復期リハビリテーションを要する状態及び算定上限日数
回復期リハビリテーションを要する状態
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算定上限日数
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1 |
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 |
150日以内 |
(高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸椎損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷) |
180日以内 |
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2 |
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節若しくは膝関節の骨折又は2肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 |
90日以内 |
3 |
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態(※) |
90日以内 |
4 |
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 |
60日以内 |
5 |
股関節又は膝関節の置換手術後の状態 |
90日以内 |
※廃用症候群:安静によって生ずる筋力低下、関節可動域制限、起立性低血圧、心肺機能低下、精神機能低下など。