先輩職員の声

在宅生活を送る中で、さまざまな原因により困難が生じている利用者様に運動療法や生活支援等のアドバイスを行っています。作業療法士としては、買物、調理、そうじ等の家事動作や趣味活動がスムーズに、また能動的に行えるよう日々、支援しています。利用者様の元気になっていく姿や、「趣味活動が再開できた、転倒せずに旅行へ行けた」などのお話を聞き「自分もみなさんに負けずに頑張ろう」と元気をもらいながら、仕事に励んでいます。

生活期のリハビリは、患者様が実際に行っている日常生活や、置かれている環境を考えながらリハビリを行います。患者様のみならず、ご家族・介助者様の生活に寄り添う気持ちが大事です。その気持ちに呼応されるように、来院された時に「良くなったよ」「ありがとう」の言葉をいただくことが励みです。「人」としても成長できる、素晴らしい仕事・職場だと思います。

訪問リハビリテーションでは、ご自宅や入所されている施設を訪問して環境調整や機能訓練、ご家族へのアドバイスを行っています。STは、主にことば(失語症、構音障害)や飲込み(嚥下障害)でお困りの方の方に対して、家族や友人とのコミュニケーションが楽しめ、また美味しい食事を安全に自宅で食べることができるような目標に向かってリハビリをさせていただいています。

回復期リハビリテーション病棟で、患者様が在宅や維持期の施設へと退院されるお手伝いをしています。急性期病棟とは違い手術や重度の処置などはありませんが、障害のある患者様のケアや健康管理、日常生活動作の介助などを行っています。入院時より患者様やご家族様に寄り添い、退院後にその人らしい生活ができるように援助しています。そして、退院時の患者様の笑顔が何よりの励みです。医療従事者の中でも一番患者様に近い職種なだけに、身体面だけではなく、精神面や社会面にも頼られる看護師を目指しています。

介護福祉士の皆さんこ~んに~ち~わ~
介護福祉士として回復期病棟に十数年勤務しています。皆さんは、病院勤務と聞いたら「少しいやだなぁ」「病院は忙しくてしんどうそうだなぁ」と思いがちではないでしょうか。そうでもなく施設と比べると少し覚えることが多いくらいで、慣れればそんなことはないですよ。リハビリテーションでの内容は、日常生活動作をリハビリの一環とし、自立した生活ができるよう、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・歯科衛生士・ソーシャルワーカーとの連携と、チームアプローチによる支援を行っています。患者・家族様の生活状況を把握し、その患者様に会った支援・介助方法は、患者様ひとりひとり違うので、日々勉強になり自分自身のスキルアップにもなります。そして、患者様がリハビリを行うことでどんどん良くなっている姿を見ると感動しますよ。回復期病棟で一緒に働いてみませんか?お待ちしています。

高松協同病院に入職して17年目の理学療法士です。現在は教育研修部で職員の育成に関わっています。当院は卒後教育体制が充実しており、クリニカルラダーを使用したプリセプター制度を導入しています。マンツーマンの指導から始まり、先輩たちのフォロー、個別面談を取り入れて、一歩ずつスキルアップできる環境があります。

毎日忙しく大変なことも多いですが、楽しく仕事ができています。それは日々指導・援助を行ってくれている先輩職員の方々がいるからです。親身に相談に乗ってくれる先輩ばかりなのでとても働きやすい環境だと思います。また、患者様に「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたときには、作業療法士になってよかったなと実感しています。他職種職員、患者様と一緒に1つの目標に向かって退院までの支援ができるので喜びや達成感を得ることができ、やりがいを感じています。

高松協同病院へ入職して5年目となります。我々言語聴覚士は嚥下障害、高次脳機能障害、構音障害、失語症などの「食べること」「話すこと」に障害のある患者様を担当し、リハビリをさせていただいております。伝えたいことが伝えられない、話しているけれど言葉をはっきり話すことができない患者様が多く、患者様1人ひとりに対し、しっかりと耳を傾け、話の流れやしぐさを見て、汲み取る必要があり、非常に根気のいる職業です。しかし、患者様と毎日コツコツ懸命にリハビリを行い、目標が達成できた時、患者様の笑顔が見えた時の達成感は計り知れず、非常にやりがいのある職業だと思います。

当院では各病棟に歯科衛生士が1名ずつ配置されています。主な仕事は、口腔ケア、訪問歯科の補助です。
入院患者様の口腔環境を整え、誤嚥性肺炎の予防、口腔機能の改善・維持の手助けを行い、「食べられる口腔」を作るため口腔ケアは大切です。
また、多職種と連携することにより、「歯が抜けた」「義歯が合わない」などの口腔トラブルにも早期に対応しています。
日々のセルフケア向上を目指し、退院後もかかりつけ歯科と連携し、入院時と同じ口腔環境を維持できる事を目標に業務を行っています。

管理栄養士は「給食や献立管理をする人」というイメージが強いと思います。
回復期病棟では管理栄養士は病棟専任ですので、常に病棟にいます。業務内容は患者様の栄養管理、栄養指導がメインです。具体的にはリハ栄養ケアプロセスを実施し、リハビリによる運動療法との併用によって栄養状態の改善及び体力の向上をサポートしています。
身体状態が良くなっていく患者様に近くで関わることができ、またリハ栄養の効果が感じられるケースが多いので、やりがいがあって楽しい仕事です。
退院後の生活の再構築に向けても全職種でサポートします。退院後も外来リハビリや通所リハビリで患者様と関わることができるのも、高松協同病院の魅力だと思います。

医療ソーシャルワーカーとしてチーム連携や地域連携で、患者様を支えるだけでなく、社会的課題を抱えた患者様に権利擁護を大切にしたソーシャルワークを行っています。患者さんの生活を支えるために、自宅訪問に行ったり役所に行ったりと仕事は院内に留まりません。時には、地域の医療生協の組合員さんからボランティアで協力していただくなど支援のかたちは様々です。患者さんの希望が一つのかたちになった時、患者様もMSWも得られる喜びはひとしおです。また、病院組織も医療ソーシャルワーカーの価値をよく理解してフォローしてくれる職場だと感じています。

笑顔の絶えない、地域に貢献できる薬局を目指しています。
私たち薬剤師は、患者様が納得・安心して服薬して頂けるようコミュニケーションを大事にしています。薬局は薬剤師3名、事務1名で、毎日和気あいあいと楽しく仕事をしています。
地域の患者様に安心で安全な医療を提供し、地域医療に貢献できるような薬剤師の育成を目指しております。

病棟では入院の受付窓口業務や医療費請求業務などを行っております。保険診療、高額医療費などの専門的な制度や手続きに対して、丁寧な対応と迅速かつ正確な業務処理に努めています。患者様は入院中には不安もあるため、安心して診療を受けていただけるよう、他職種と連携しながらサポートすることも大切と考えています。